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2021年12月9日(木)11:00~13:00
場所:オンライン開催(Zoomウェビナー)
主催:ジオマーケティング株式会社
共催:東京大学大学院情報理工学系研究科 山崎研究室
 

内容

5年目を迎えるジオマーケティングと東京大学大学院情報理工学系研究科山崎研究室との共同研究をテーマとした年末恒例の共催セミナーシンポジウムです。

今年は、日本に不動産投資信託(REIT)が誕生して20年目の節目の年となります。米国のREIT市場はGDP比の7.3%に対して日本は3.0%とその規模は米国と比較して小さく、まだまだ成長余地のある市場と言われています。

一方で、コロナ禍によるインバウンド需要の消失、リモートワークやおうち需要の増大など私たちの行動と価値観が劇的に変化することにより、不動産市場にも様々な影響が出ています。

VUCA(予測の難しい変化の激しい環境)の時代における不動産投資と運用の意思決定にオルタナティブデータ(GPS、衛星画像、SNSなど)とAI技術がどのように貢献することができるか?をテーマに、不動産テックに関わる研究者と実務者の知見を共有しながら「不動産投資とAI」について考えるセミナーシンポジウムです。
 

プログラム

はじめに  11:00~11:10(10分)
不動産評価を変えるオルタナティブデータ
ジオマーケティング株式会社 代表取締役 酒井 嘉昭

講演【1】 11:10~11:30(20分)
オルタナティブデータで見る商業不動産市場
株式会社ニッセイ基礎研究所  金融研究部 佐久間 誠氏

講演【2】11:30~11:50(20分)
AI活用による不動産評価・マッチングの試み
東京大学大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻准教授 山崎 俊彦氏

講演【3】11:50~12:10(20分)
衛星データを活用した不動産評価の国内外の動向
株式会社日本総合研究所 片桐 佑介氏

パネルディスカッション12:10~12:50(40分)
オルタナティブデータ活用で不動産投資はどう変わるか?
山崎俊彦氏、佐久間誠氏、片桐佑介氏、モデレータ酒井嘉昭
 
 
パネリスト
 
●山崎 俊彦氏 東京大学大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻 准教授 
東京大学大学院工学系研究科電子工学専攻博士課程修了。博士(工学)。同大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻 講師を経て、現職。2011-2013年まで米国・コーネル大学Visiting Scientist。
「刺さる」「映える」「響く」などの言葉で表現される「魅力」の予測・要因解析・増強を行う魅力工学に関する研究を精力的に行っている。

●佐久間 誠氏 株式会社ニッセイ基礎研究所  金融研究部
住友信託銀行株式会社(現 三井住友信託銀行株式会社)、国際石油開発帝石株式会社、ニッセイ基礎研究所、ラサール不動産投資顧問を経て、現職。主に不動産・金融市場等に関する調査・分析業務に携わる。最近は、オルタナティブデータや不動産テックなど、最新技術の不動産分野への応用に関する調査も手掛ける。
著書に『マイナス金利下における金融・不動産市場の読み方』(東洋経済新報社、部分執筆)、『不動産テックの課題』(東洋経済新報社、部分執筆)

●片桐 佑介氏 株式会社日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門 通信メディア・ハイテク戦略グループ
名古屋大学大学院工学研究科航空宇宙工学科修士課程修了。
日本総合研究所にて、通信・メディア・テクノロジー領域を中心としたコンサルティング事業に従事。
国内外の宇宙政策や宇宙関連ビジネス分野を専門とする。


モデレータ

●酒井 嘉昭 ジオマーケティング株式会社 代表取締役 技術士(環境部門)・測量士
日本大学文理学部地理学科卒業。技術士(環境部門)・測量士。2004-2011年英国のコンサルティングファームGMAPの上席コンサルタントとしてアジア太平洋地域のグローバルブランド小売の立地戦略策定業務に従事。2011-2015日本GMAP代表取締役。2015-現在ジオマーケティグ代表取締役。オルタナティブデータから地域のポテンシャルを可視化し商業不動産開発を支援するwebサービスgleasinを提供。
 
 
 
 
 
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seminar@geomarketing.co.jp(ジオマーケティング㈱セミナー事務局 林宛)

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